ガイドヘルプとはどういうもの?

  • 2023.10.20

介護サービスにおけるガイドヘルプとは、障がいを持つ方の外出などのサポートを行うもので、移動介護従事者とも呼ばれています。

ガイドヘルプは、ひとりで外出することができない全身性の障がいを持つ方や、視覚障害を持つ方、知的障害のある方など、障がいの種類を問わず外出に関する必要なサポートと介助を行います。

以前は、全身性の障がい、視覚障害、知的障害など障がいの種類によってガイドヘルプとして学ぶ養成研修の種類が違い、携わる障がいの方によって必要とする研修に違いがありましたが、2006年に外出に関する介護サービスが各市町村の実施する地域生活支援事業に変更となったことから、ガイドヘルプとなる人の必要な養成研修の扱いも各市町村で判断されることとなりました。

現在は、視覚障害者と、知的障害者、精神障害者のガイドヘルプに分けられてきています。

ガイドヘルプとして行われる外出サポートを含めた支援内容は、障がいをもつ人が、安心・安全に外出することができるような支援・サポートを行うことを目的として行われていきます。

具体的には、車いすを使用した介助や、公共交通機関の利用を安全に行うことができる介助やサポート、外出先での食事や買い物などで必要となる代読や代筆、食事や排泄などで必要な介助や、外出に伴う衣類の脱着などがあります。

ガイドヘルプは、さまざまな障がいを持つ方が、安心して気軽に楽しみながら外出できるような支援・サポートを行うことを目的として行われている介護サービスとなっています。

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