介護の仕事の中身はさまざま

  • 2021.06.18

介護福祉士の多くは、介護保険制度のもとで仕事をすることになります。
介護保険制度は、介護を家庭だけではなく、社会全体で協力していこうという流れの中で
2000年4月にスタートした公的制度です。

多くの介護サービスが用意されており
必要なときに利用できるようになっています。
そして、日頃から保険料を納めておくことで
いざというときの費用負担が軽く済むという仕組みです。

介護保険制度の設立に当たっては、次のような目標が掲げられました。

・一方的に与えられるのではなく、利用者が自分でサービスを選択できる
・介護と医療を一体化し、総合的なサービスを受けられる
・民間事業者の参入で、効率的で良質なサービスを目指す
・社会的入院などによる医療費の無駄遣いを削減する

介護サービスは、それまでの措置制度のように特別困った人に社会が与える救済措置ではなく
必要な人が普通に利用するサービスとなっています。
たとえば、大規模な施設に入所するよりも
さまざまな介護サービスを利用して自宅で自立した生活を送ったり
自宅を離れる場合であっても、できるだけ自宅に近い環境で暮らせるように
配慮することを尊重しています。

さらに2006年4月の改正では、介護が必要になったり、重度化する前に
それを防ぐ取り組みをしようという「予防重視」の視点も加えられました。
介護福祉士が働く場合にも、これらの考え方に基づいて
介護を行うことが求められています。

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